投稿:2017年11月14日
冬の入浴を楽しむ為の注意点
冬の入浴は身体の芯から温めたいので、つい熱いお湯に入浴しがちですが、そういった入浴方法では身体への負担が大きくなり、
死亡事故につながることがあります。このような事故を未然に防ぐ為に、以下の点に注意しましょう。
①脱衣所や浴室の室温は暖かくしてから。
脱衣所はヒーターなどで暖かくし、浴室は浴室暖房をすると良いでしょう。
浴室に暖房設備がない場合、お風呂の蓋を開けておいたり、シャワーを壁にかけたりして蒸気を充満させ、
浴室を暖かくしてから入浴することをお勧めいたします。
②入浴前後は水を飲んで水分補給。
特に高齢者は、脱水症状を起こしやすく、入浴中の発汗によって脱水症状を引き起こし、入浴後に意識を失う場合があります。
このような状況に陥るまえに、入浴前と入浴後は コップ一杯の水で水分補給することが大切です。
③お湯の温度は40度程で短めに。 熱いお湯の場合、急激な温度変化により体に大きな負担がかかります。
少しぬるめのお湯(38度~40度)で、徐々に身体が温まることにより身体の負担が軽く、芯から温まることができます。
また、リラックス効果があり、快眠にも繋がります。お湯につかる時間ついては、5分~10分程度を目安にすると良いでしょう。
さらにリラックス効果を高める方法として、入浴剤やアロマオイルを使用するもの有効です。
せっかくのリラックスタイムを台無しにしない為にも、上記の事項に注意しながら寒い冬こそお風呂の時間を楽しみましょう!